世界大百科事典(旧版)内の渦流室式の言及
【ディーゼルエンジン】より
…しかし,高速機関ではこれだけでは不足であり,吸入空気にシリンダー中心軸回りの旋回流を与えたり,ピストンの上下運動に伴って生ずる半径流などを積極的に利用する。副室式としては渦流室式と予燃焼室式が現在実用されている。前者はシリンダーの上部の渦流室中にピストンの圧縮行程で強力な渦を作り,この中に燃料を噴射し,渦流室内でできるだけ十分な燃焼を図るものである。…
※「渦流室式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」