温度感受性ニューロン(読み)おんどかんじゅせいにゅーろん

世界大百科事典(旧版)内の温度感受性ニューロンの言及

【体温】より

…温度刺激に応じたインパルスは,求心繊維を上行し,脊髄を経て上位脳へ伝えられる。中枢神経系でも温冷2種の局所温度応答が得られるが,その形態がまだ明らかにされていないので,受容器の代りに温度感受性ニューロンと呼ばれている。最も重要な働きをしているのは脳底部の視束前野・前視床下部と呼ばれる領域のニューロンである。…

※「温度感受性ニューロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android