湯ノ胸薬師(読み)ゆのむねやくし

世界大百科事典(旧版)内の湯ノ胸薬師の言及

【湯ノ峰[温泉]】より

…説経《小栗判官》などにより,餓鬼の姿となった小栗判官がこの湯で元の身になったという話は広く知られる。温泉のほぼ中央にある東光寺の本尊は湯の華が石化したものといい,〈湯ノ胸薬師〉とよばれる。同寺には熊野九十九王子の一つ湯ノ峰王子もまつられた。…

※「湯ノ胸薬師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」