湿分

栄養・生化学辞典 「湿分」の解説

湿分

 物質が結晶水以外に吸収したり付着したりしている水.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の湿分の言及

【石炭】より

… 石炭は水を含んでおり,その一部は石炭粒子の表面に付着していて,試料を所定の湿度に保った雰囲気の中に置いておくと蒸発する。この部分が〈付着水分〉であり,〈湿分〉とも呼ばれ,これがなくなった状態を恒湿状態という。恒湿状態でなお包蔵されていて,105℃での加熱によって追い出される部分が〈固有水分〉(工業分析では単に〈水分〉)であり,付着水分と固有水分とを合わせたものが〈全水分〉である。…

※「湿分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android