《満文考》(読み)まんぶんこう

世界大百科事典(旧版)内の《満文考》の言及

【満州語】より


[日本での研究]
 満州語・満州文字の知識は,日本にも江戸時代初期から入り,満州文字で書いた千字文を付録につけている《千字文註》という書物も入り,日本でも復刻された。荻生徂徠は《満文考(満字考)》を著し,満州文字の構成をわかりやすく示そうとした。1804年(文化1)にロシアの使節N.P.レザノフが長崎に持参した国書は満州語でも書かれていた。…

※「《満文考》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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