世界大百科事典(旧版)内の《源氏小鏡》の言及
【源氏物語】より
…戦乱下,人々は大部の原作を読むゆとりもなく,簡便な代用品として好まれたのである。そのうち《源氏小鏡(こかがみ)》は連歌の付合(つけあい)の作法書で,連歌師の中には,宗牧(そうぼく)のように懐中からこれを放さなかった人もある。近世の《十帖源氏》《絵入源氏》,あるいは現代の入門書にもこの類の本は少なくない。…
※「《源氏小鏡》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」