源藤次(読み)げんのとうじ

世界大百科事典(旧版)内の源藤次の言及

【相州物】より

…相模国(神奈川県)に在住した刀工によって作られた刀剣の総称。相州鎌倉は1192年(建久3)源頼朝によって幕府が開かれてから栄えたが,刀工に関しては最古の刀剣書《観智院銘尽》に,すでに保元(1156‐59)ころ,沼間(逗子市)に三浦氏の鍛冶で〈三くち丸〉を作ったという源藤次(げんのとうじ),同じく〈あおみどり〉〈咲栗(えみぐり)〉を作ったという藤源次(とうげんじ)らがいたことが記されている。しかし,これらの刀工の作は現存せず,事実上は鎌倉中期に山城国粟田口派の国綱,備前国直宗派の国宗,一文字派の助真らが鎌倉に移住したことによって相州物の歴史は始まるといえる。…

※「源藤次」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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