《漂巽紀略》(読み)ひょうそんきりゃく

世界大百科事典(旧版)内の《漂巽紀略》の言及

【中浜万次郎】より

…50年(嘉永3)メキシコを出発し,琉球,鹿児島を経て土佐に帰着したのは52年7月であった。この万次郎を藩命で調べたのが画家の河田小竜であり,その口述をまとめたのが《漂巽紀略(ひようそんきりやく)》である。その後土佐藩や幕府などに登用され,英語を講じ,外交文書の翻訳や通訳などの仕事を通じて,日本に英語を広めるため開拓者的役割を果たした。…

※「《漂巽紀略》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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