漉入れ(読み)すきいれ

世界大百科事典(旧版)内の漉入れの言及

【透し】より

…紙を光に透かして見ると濃淡の模様(または文字)が見えるものがある。このような濃淡模様を透しといい,透しを作ることをすき(漉)入れという。かつて紙すき職人が自分の製品を他と区別するため,手すき網にくふうして紙に模様が残るようにしたのが始まりである。現在の長網抄紙機では,シート形成が行われる平たんな金網の上においたダンディーロールですき入れをする。ぬれているシートが金網とともに移動するにつれてダンディーロールが回転し,湿紙の表面を平らにし,水をしぼる。…

※「漉入れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む