世界大百科事典(旧版)内の漢易の言及
【易学】より
…《易》注が他の経書の注釈に比してはるかに多く,時代の風潮や注釈者個人の精神のありようを敏感に反映するのも,この事情と無縁ではない。 《易》が五経のひとつとして国家公認のテキストとなった漢代の易学は,〈漢易〉の名で呼ばれる。それは64卦を1年の暦に配当し,ある卦はある季節,月,日を支配するから政治もその卦の示すイメージに沿って行っていかねばならない,とするものであった。…
※「漢易」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」