漸次的社会工学(読み)ぜんじてきしゃかいこうがく

世界大百科事典(旧版)内の漸次的社会工学の言及

【漸進主義】より

…進歩主義progressivismを唱える党派は,実質的には漸進党であることが多く,1860年代のドイツの進歩党Die Fortschrittpartei,1898年のフランスの進歩党L’Union Progressistic,1896年の日本の進歩党などがその例である。漸進主義は,思想的には,〈秩序を基礎とし,進歩を目的とする〉という標語をかかげたコント,〈漸次的順応〉による社会進化を説いたスペンサーなどによって理論化されたが,現代では全体的社会変革・計画論に反対するポッパーが試行錯誤法にもとづく漸次的社会工学piecemeal social engineeringを主張している。急進主義【森 博】。…

※「漸次的社会工学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む