世界大百科事典(旧版)内の漿膜下筋腫の言及
【子宮筋腫】より
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[種類]
子宮筋腫は子宮頸部に発生するものは比較的少なく,90~95%は子宮体部に発生する。また発育の方向に従って,(1)漿膜下筋腫(子宮体部の比較的表面,漿膜の下に発生し,子宮の外側に向かって発育するもの),(2)壁内筋腫(子宮壁の真ん中あたりに発生するもの),(3)粘膜下筋腫(子宮内膜面に近いところの筋層に発生するもので,子宮腔内のほうに突出して発育し,頸管を通って腟内に,ときに腟外にまで下降,露出することがある――筋腫分娩)の3種類に分けられる。
[症状]
子宮筋腫が発生しても,小さいもの(手掌大以下)や,かなり大きくても漿膜下筋腫の場合には,自覚症状なしのことも少なくない。…
※「漿膜下筋腫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」