世界大百科事典(旧版)内の潮花汲みの言及
【浜降り】より
…宮崎県などでは,祭りの朝に〈はまくだり〉といって,海に行って潮水をくんで家の内外にまいたり,海で拾った石を神社に納めて拝むという。また毎月1日,15日などに潮花(しおばな)汲みとか〈おしおい〉といって潮水をくんで神棚などを清める風もあり,浜降りの略化された形とみられている。奄美や沖縄地方などでは,一年で最も潮のひく旧暦3月3日に〈浜降り〉といって海や磯に行き一日中遊ぶ風習がある。…
※「潮花汲み」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」