《澹生堂書目》(読み)たんせいどうしょもく

世界大百科事典(旧版)内の《澹生堂書目》の言及

【叢書】より

…叢書が先の定義の枠内にある書物と意識されて書名に使われ,一個の新しい概念を与えられるようになるのは明の程栄の《漢魏叢書》以降である。一方,図書分類の一範疇として叢書が意識されるのは,同じく明の祁承(きしようはく)の《澹生堂書目》からである。しかしこの範疇には,正しい意味での叢書だけでなく,類書や雑家雑説の書をも収めるのであって伝統的な図書分類法である四部分類法に従って子部に分類配当されている。…

※「《澹生堂書目》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」