濃縮係数(読み)のうしゅくけいすう

最新 地学事典 「濃縮係数」の解説

のうしゅくけいすう
濃縮係数

concentration factor

ある元素の地殻中の平均存在度(%)とその元素の最低可採品位(%)の比。Feの場合,前者は5,後者を25とすれば係数は5。濃集度とも。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の濃縮係数の言及

【海洋汚染】より

…一般に,海水中に含まれている水銀などの重金属類は,プランクトンを経て魚に摂取されていく間に,その濃度が高くなるものが多い。生物体内の重金属濃度をa,海水中の濃度をbとすると,a/b(濃縮係数と呼ぶ)は,ほとんどすべての場合1より大きいが,とくに水銀の場合,その値は海洋の無脊椎動物で5000~8700,魚に対しては1300~5300ときわめて高い。このほか海洋の鉛汚染も進行している。…

【生物濃縮】より

…生物濃縮の度合を示す指標としては,生物体内の濃度CBと外囲環境中の濃度CWとの比CB/CWを用いる。これは濃縮係数と呼ばれ,初めは放射性物質による汚染にともなう水産生物の汚染の程度を示すのに使われたが,現在では問題となるすべての物質について一般的に用いられるようになった。生物濃縮の経路としては,水生生物では,体表やえらから直接吸収される場合と,摂食により餌として体内にとり込まれる場合とがある。…

※「濃縮係数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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