瀬田丘陵(読み)せたきゅうりょう

世界大百科事典(旧版)内の瀬田丘陵の言及

【滋賀[県]】より

…県庁所在地の大津市は,667年(天智6)に天智天皇が大津京を造営した地で,近世には東海道の宿場町,琵琶湖水運の港町として繁栄するとともに,園城(おんじよう)寺(三井寺)の門前町的な機能をもっていた。古琵琶湖層群からなる瀬田丘陵は古代の近江国府が置かれた地であるが,滋賀医科大学,竜谷大学,県立図書館,県立近代美術館,県立埋蔵文化財センターなどが立地し,県の新しい文化・教育の中心地に変貌しつつある。草津市は,近世には東海道と中山道の分岐点の宿場町としてにぎわったが,東海道本線の京都~草津間の複々線化(1970)によりベッドタウン的な性格が強まった。…

※「瀬田丘陵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む