火(■1)都監(読み)かようとかん

世界大百科事典(旧版)内の火(■1)都監の言及

【崔茂宣】より

…永州の人。当時激化していた倭寇の撃退手段として火薬の有効性に着目し,中国人商人からその製法を学び,政府を動かして火都監を設置させ,その主任として火薬と火器の製造,火器搭載戦船の造営に当たった。1380年,錦江河口の鎮浦への倭寇襲来に際し,それらを用いて大打撃を与え,功により知門下府事に任ぜられた。…

※「火(■1)都監」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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