火場所(読み)ひばしょ

世界大百科事典(旧版)内の火場所の言及

【縄張り】より

博徒てきやなどの縄張りは,こうした考え方がもっとも顕著にあらわれているものである。博徒では,一家すなわち総長の支配する地域圏は島,または火場所,費場所とよばれている。総長はその地域圏内の賭場支配権をにぎり,その貢租的利益の収取によりその生活をたてている。…

※「火場所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」