火札(読み)ひふだ

世界大百科事典(旧版)内の火札の言及

【張札】より

…捨訴,張訴が領主や支配役所に対する訴願であるのに対し,張札,落文(おとしぶみ)は豪農商や村役人層に対する脅迫的言辞を伴った世直しの要求である。放火の予告を伴う火札を目的の家や高札場に張り出すなどがその例で,安政の開港以後町方に多くみられた。幕府は捨訴と同様に無視し,焼却することとしていたが,騒擾や社会的不穏の拡大することを警戒し,届出と町村ごとの取締りや密告調査を強化した。…

※「火札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む