灰の弁財天(読み)はいのべんざいてん

世界大百科事典(旧版)内の灰の弁財天の言及

【灰】より

…また,灰は焼かれたものの霊や本質が凝縮されたものとみられ,釈迦の仏舎利崇拝や隠れ蓑を焼いた灰を身体に塗って隠れる話もその一例である。また灰をもって仏像を作った灰仏(はいぼとけ)なども各地にあり,とくに兵庫県姫路市の書写山円教寺に伝わる〈灰の弁財天〉は有名である。【飯島 吉晴】
[医術]
 古代東洋医術においては,草木,昆虫,魚介類,禽獣のほか,動物の糞の灰まで薬用にされていた。…

※「灰の弁財天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む