灰の弁財天(読み)はいのべんざいてん

世界大百科事典(旧版)内の灰の弁財天の言及

【灰】より

…また,灰は焼かれたものの霊や本質が凝縮されたものとみられ,釈迦の仏舎利崇拝や隠れ蓑を焼いた灰を身体に塗って隠れる話もその一例である。また灰をもって仏像を作った灰仏(はいぼとけ)なども各地にあり,とくに兵庫県姫路市の書写山円教寺に伝わる〈灰の弁財天〉は有名である。【飯島 吉晴】
[医術]
 古代東洋医術においては,草木,昆虫,魚介類,禽獣のほか,動物の糞の灰まで薬用にされていた。…

※「灰の弁財天」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android