世界大百科事典(旧版)内の炭酸ガス消火設備の言及
【消火設備】より
…ハロゲン化物消火設備は,ハロゲン化物による空気の供給遮断と燃焼室中の酸素濃度の希釈およびハロゲン元素の燃焼不活性化作用によって消火を行うもので,ハロゲン化物には毒性のないハロン1301(一臭化三フッ化メタン)がもっとも多く用いられ,液化ガスの形で高圧ボンベにつめられている。装置,対象火災は炭酸ガス消火設備とほぼ同様であるが,消火剤量は炭酸ガスの場合より少なくてすむので,配管も細くてよい。反面,消火剤が高価なので,採用には検討が必要である。…
※「炭酸ガス消火設備」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」