《炮烙割》(読み)ほうらくわり

世界大百科事典(旧版)内の《炮烙割》の言及

【鍋八撥】より

…本曲では,羯鼓売りの軽妙さと浅鍋売りの鈍重さとが対照的なおもしろさを見せ,笛の独奏に合わせての棒振り,羯鼓の舞などで脇狂言らしい祝言性とさわやかさが強調される。壬生(みぶ)狂言の《炮烙割(ほうらくわり)》は本曲を採り入れたもの。【羽田 昶】。…

【壬生狂言】より

…現在4月21日から29日までの大念仏会の期間に境内の狂言堂で,壬生大念仏講の人びとによって演じられる。毎日,最初に《炮烙割(ほうらくわり)》を演じ,最終日の最後には《湯立》《棒振》を演じる。なお,近年は節分会に《節分》を見せている。…

※「《炮烙割》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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