烏仗那(読み)うじょうな

世界大百科事典(旧版)内の烏仗那の言及

【スワート】より

…パキスタン北西部のスワート峡谷を中心とする地方で,南のガンダーラとは山岳によって隔てられている。古くはウディヤーナUḍḍiyāna,Udyāna,烏仗那(うじような),烏萇(うじよう)などと呼ばれ,険しい山に囲まれた盆地ということもあって外来勢力の支配を受けることも少なく,クシャーナ時代から8世紀ころまで仏教が栄えた。中国僧の法顕,宋雲,玄奘,慧超,悟空などの旅行記に聖地のようすが述べられている。…

※「烏仗那」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android