焚石会所(読み)ふんせきかいしょ

世界大百科事典(旧版)内の焚石会所の言及

【石炭】より

…明和年間(1764‐72)にいたり製塩用の燃料として用いられるようになり,瀬戸内海沿岸の塩田地帯にまで販路を広げた。福岡藩は遠賀川河口の蘆屋に焚石(ふんせき)会所を設け,石炭の採掘,販売の取締りにあたった。一方,幕末には蒸気船の必要を痛感した江戸幕府は,その燃料にあてるべき石炭を筑豊5郡に求め,御用炭として毎年若松から江戸に送らせた。…

※「焚石会所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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