《無冤録述》(読み)むえんろくじゅつ

世界大百科事典(旧版)内の《無冤録述》の言及

【法医学】より

…これを参考にした王与の《無冤録》(1308)は,明代になって朝鮮(李朝)に伝わり,さらに足利時代に日本に伝来した。これは1736年(元文1)に河合尚久により《無冤録述》として翻訳され,日本で最初の法医学書となった。これら中国の著書は,項目的には充実したものではあったが,明確な論拠をもたない主観的な記述が多く,客観性と実証性とを欠いていた。…

※「《無冤録述》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む