無動症(読み)むどうしょう

世界大百科事典(旧版)内の無動症の言及

【運動障害】より

…過動症にはこのほか,アテトーシスジストニーなどがあるが,いずれも意志の力では止めることのできない異常運動である。一方,同じ大脳基底核の病変でも,黒質や淡蒼球がおかされると無動症akinesiaが起こり,筋肉の力は正常であるのに,随意運動の量が減って,なかなか動けなくなってしまう。しかし,この過動症と無動症はけっして対立するものではなく,一つの疾患のなかで共存することもある。…

※「無動症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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