無記説(読み)むきせつ

世界大百科事典(旧版)内の無記説の言及

【サンジャヤ・ベーラッティプッタ】より

…また,〈あの世はあるのか〉〈善悪二業の報いはあるのか〉といった形而上学的問題には判断中止の立場で確答を避け懐疑論の立場をとったため,〈鰻のように捕らえがたい論議〉ともいわれた。彼の懐疑論は仏陀の無記説(形而上学的質問には黙して答えない立場)に影響を与えたとも考えられ,ジャイナ教の相対主義にも影響を与えたとされる。【高橋 明】。…

※「無記説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む