無謡一調(読み)むうたいいっちょう

世界大百科事典(旧版)内の無謡一調の言及

【一調】より

…こうした選曲には,楽器の音色の美しさを味わうことを主とするものと,リズムの緩急の変化のおもしろさを味わうことを主とするものの2傾向がある。 一調の変種のものに〈一調一声〉〈一調一管〉〈無謡(むうたい)一調〉がある。一調一声は,ノリ拍子のアシライのおもしろさを主眼にしたもので,小鼓と大鼓にあり,《小督(こごう)》《浮舟》《玉葛》《三井寺》などの後半が演奏される。…

【能】より

…(13)一調一声(いつちよういつせい) 特殊な一調である。(14)無謡一調(むよういつちよう) 打楽器1人だけで囃子事を変奏する。特殊な場合のほか行われない。…

※「無謡一調」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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