《無間鐘新道成寺》(読み)むけんのかねしんどうじょうじ

世界大百科事典(旧版)内の《無間鐘新道成寺》の言及

【道成寺物】より

…元禄期(1688‐1704)に入ってからは榊山小四郎および初世水木辰之助の〈鐘入りの所作〉が名高く,ほかにも京,大坂,江戸で十数種演じられた。が,まとまった舞踊劇として完成したのは,1731年(享保16)3月江戸中村座の《無間鐘新道成寺(むけんのかねしんどうじようじ)》である。通称《傾城道成寺》《中山道成寺》の本曲は,《傾城福引名護屋》という不破名古屋狂言の二番目に演じた長唄もので,初世瀬川菊之丞により,後世の道成寺形式の基礎をつくった。…

※「《無間鐘新道成寺》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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