無音オットー(読み)むおんおっとー

世界大百科事典(旧版)内の無音オットーの言及

【オットー】より

…代りに,ボー・ド・ロシャAlphonse Beau de Rochas(1815‐93)の4サイクル機関の理論(1862特許)によって,内燃機関の開発に向かい,76年,現在,オットー・サイクルとして知られる4サイクル方式の内燃機関を製作,翌年には特許を得た。この機関は,爆音の激しかったルノアール機関に比べてはるかに静かであったところから,〈無音オットー〉と呼ばれ,78年のパリ万国博覧会でも評判を集めた。オットーの内燃機関の特許は,競争相手が多数異議申立てを行い,結局最終的には無効とされたが,内燃機関そのものの改良は進められ,1880年代初めには出力100馬力ものも市販され,当時産業用原動機として全盛の蒸気機関に代わって工場に進出し始めた。…

※「無音オットー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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