世界大百科事典(旧版)内の熱併給火力発電所の言及
【自家発電】より
…自家発電は,工場の総合エネルギー計画の中で,その生産工程に固有な条件を組み入れた経済的発電を目的とするものと,ビル,病院などの保安用電力の確保を目的とするものに大別される。蒸気を多量に使用する工場では,ほとんど例外なしに蒸気と電気を同時に発生,供給する熱併給火力発電所が設置され,エネルギーの有効利用がはかられている。保安用電力の確保にはディーゼル発電機が設置され,停電時に自力始動して比較的小規模の重要負荷に電力を供給している。…
※「熱併給火力発電所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」