熱力学の第3法則(読み)ねつりきがくのだいさんほうそく

世界大百科事典内の熱力学の第3法則の言及

【温度】より

…現実の気体では1分子当りの熱運動のエネルギー(~kBT)が分子間の引力のポテンシャルエネルギーより小さくなると分子どうしが集まって液体となり,さらに温度を下げるとふつうは固体になる。絶対0度では物体は最低エネルギーの状態にあり,乱雑な熱運動はなくなるからエントロピーは0となる(熱力学の第3法則)。逆に,どんな物体にも最低エネルギーの状態があるから,温度には下限すなわち絶対0度が存在する。…

【熱力学の法則】より

… 熱力学の第2法則は,1820年ころ行われたS.カルノーの熱機関に関する先駆的研究をもとに,R.クラウジウス,ケルビンが基本法則として認識した。
[熱力学の第3法則]
 第2法則から定められるのは物体の二つの熱平衡状態におけるエントロピーの値の差である。例えば一定量の気体をある熱平衡状態から温度,圧力の異なる他の状態へ移したとき,どれだけエントロピーが変化するかが定められる。…

※「熱力学の第3法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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