熱海会議(読み)あたみかいぎ

世界大百科事典(旧版)内の熱海会議の言及

【明治14年の政変】より

…政府は集会条例(1880年4月公布)によって運動の取締りを強化したが,同年11月の第2回国会期成同盟の大会は,その団結や実力養成を標榜するとともに,政党組織や憲法案の研究が課題とされ,豪農商層を中心とした民権運動はいちだんと国会開設要求を強めつつあった。 1881年1月,伊藤博文,井上馨,大隈重信の3人の参議によるいわゆる熱海会議がもたれた。自由民権運動に対応して,国会開設や新聞発行などをめぐって意見が交わされたのである。…

※「熱海会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android