世界大百科事典(旧版)内の片刃包丁の言及
【料理】より
…主要な料理操作としては,魚肉を切るだけの刺身をごちそうとしてきた日本では,切ることが料理技術においてとくに重視され,料理人を包丁人と呼んだりする。世界においては両刃(刃の部分の断面が左右相称のもの)の包丁がふつうであるのに対して,日本においては近世から片刃包丁が主になったが,それは片刃包丁が切断面をきれいに切る効果をもつことによる。
[加熱]
加熱の際の媒体として水を利用するのを湿熱と呼び,水を利用しない加熱を乾熱と呼ぶ。…
※「片刃包丁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」