牙帖(読み)がちょう

世界大百科事典(旧版)内の牙帖の言及

【牙行】より

…この間,大口の銀行業,倉庫業は独立したが,仲買と倉庫を兼ねる客桟(きやくさん)ほか,穀物店=粮店(りようてん),百貨店=貨店などが仲買卸商として存続し,傘下に個別の牙行を抱えた。宋代以後,牙行を鑑札制で統制し,牙契税を徴する制度ができると,牙帖という特許証が明・清で発行され,私牙と区別された。広東の公行も互市場に発達した牙行の一形態とみられる。…

※「牙帖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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