牡丹なべ(読み)ぼたんなべ

世界大百科事典(旧版)内の牡丹なべの言及

【イノシシ(猪)】より

…これを100頭または1000頭とった者は千匹塚を立てることや,白色の猪を山の神の使者として撃つことを忌む伝承も西日本には残っており,解体,分配についての慣行も多い。【千葉 徳爾】
[料理]
料理東京付近ならば丹沢,伊豆,秩父,関西ならば京都周辺などをはじめとして,冬になると牡丹(ぼたん)なべの看板をかかげて猪料理を売物にするところは多い。牡丹と呼ぶのは,鹿を紅葉(もみじ)というのと同様,それが〈獅子(しし)〉の縁語であるところからの転用である。…

【なべ料理(鍋料理)】より

…火鉢,七輪,こんろなどの熱源に,材料を入れたなべをかけ,煮ながら食べる料理。〈なべ物〉あるいは単に〈なべ〉ともいい,小なべを用いる意味の〈小なべ立(こなべだて)〉もほぼ同義である。実質的にはかなり古くから行われていたと考えられるが,文献上では江戸後期の天明(1781‐89)ごろから見られるようになる。あるいは,そのころになってようやく土製や鉄製の浅い小なべが普及したのかもしれない。湯豆腐,ドジョウなべなどは早くからあったもののようだが,小なべ立の普及で愛好者層を拡大したらしいのは獣肉料理であった。…

※「牡丹なべ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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