世界大百科事典(旧版)内の物件恋愛の言及
【フェティシズム】より
…この物体をフェティッシュfetish(物神,呪物)といい,フェティッシュの獲得,接触,所有によって,通常の性交以上の性的満足や興奮が達成される。日本語としては,節片淫乱症,物件恋愛,淫物症,呪物崇拝などと訳されたが,適切とはいえないので現在では原語のまま用いられている。 通常の性愛においても,愛する人の肉体やその一部が特別の愛着の対象となることはあるが,その部分が元来の対象から切り離されて,全体に対して圧倒的な優位性を得た状態が,性倒錯としてのフェティシズムである。…
※「物件恋愛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」