特有方程式(読み)とくゆうほうていしき

世界大百科事典(旧版)内の特有方程式の言及

【固有値】より

…(1)Xn次元ベクトル空間で,XからXへの線形作用素Lが行列(aij)で与えられているとき,を満たすような0でないベクトル(x1,……,xn)が存在すれば,λはLの固有値である。それは特有方程式(または特性方程式)と呼ばれるn次方程式,の根として与えられる。(2)Xを閉区間[a,b]上の連続関数全体のつくる線形空間,K(x,ζ)をaxb,a≦ξ≦bで連続な関数とし,XからXへの線形作用素Lを,と定義する。…

※「特有方程式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む