世界大百科事典(旧版)内の特殊撮影法の言及
【X線検査】より
…しかし検査にあたっては,最も少ないX線量で最大の成果が得られるようにするため,放射線を取り扱う医師,診療放射線技師,機器開発者等が十分に留意するべく厳格な法的規制が定められている。X線検査法には,蛍光板を利用して像の動きを連続的に観察する〈X線透視法X‐ray fluoroscopy〉と,X線フィルムによって像を撮影する〈X線撮影法roentgenography〉があり,後者は単純撮影法,造影撮影法,特殊撮影法に大別される。
[単純撮影法]
人体を構成する物質の種類,密度,厚さ等により,X線の吸収率は異なる。…
※「特殊撮影法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」