特異動的作用(読み)とくいどうてきさよう

関連語 効果

世界大百科事典(旧版)内の特異動的作用の言及

【栄養】より

… われわれが生活活動をするために毎日必要とする熱量は,性別,年齢,体重,労働量,健康状態などによって異なるが,ごく普通の日常生活を営むのに必要な熱量は成人で1日平均2300~2400Calとされる。これは臥床,安静,空腹状態で測った基礎代謝量(1500Cal内外)に特異動的作用の分を加え,さらに日常生活にみられる各種動作に要する熱量を含めたものである。基礎代謝量は消化吸収作用終了後のものであるが,食事をすれば食物を消化し,処理するために関係臓器は余分のしごとをしなければならなくなるから,基礎代謝量より多くの熱量が必要となる。…

※「特異動的作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む