《犍稚梵讃》(読み)けんちぼんさん

世界大百科事典(旧版)内の《犍稚梵讃》の言及

【馬鳴】より

…また,のちのグプタ朝において進められた仏典のサンスクリット語化の先駆者として,カービヤ(宮廷詩)調による釈迦の伝記《ブッダチャリタBuddhacarita》(漢訳名《仏所行讃》)を作った。釈迦をたたえる仏教詩人としては,このほかに,《犍稚梵讃(けんちぼんさん)》《大荘厳論経》《サウンダラナンダ》,そして戯曲《シャーリプトラ・プラカラナ》などを書いた。《バジュラスーチ》(漢訳名《金剛針論》)では,バラモンの陋習を笑い,六波羅蜜(ろくはらみつ)の真義を高らかに述べて,讃仏乗(さんぶつじよう)(仏の徳をたたえ仏の救いを期待する教え)の祖とされている。…

※「《犍稚梵讃》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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