状況論的認知研究(読み)じょうきょうろんてきにんちけんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の状況論的認知研究の言及

【相互作用】より

… 同時期に認知的な文化人類学研究の分野から,認知行動の詳細な筋道は外的な状況に応じて時々刻々とインタラクティブに起きるもので,変化する状況に対応できる柔軟さそのものが人間の知の現れだとする見方が提唱される。サッチマンL.A.Suchmanは,人間の行動がすべて事前に構成されるプランによって決められているわけではなく,時々刻々変化するその場の状況との相互作用を考慮に入れる必要性を唱えて,後の状況論的認知研究の一つの端緒を開いた。 1980年代には仕事場や家庭など日常的な場における人間の有能さの発見が本格化し,認知活動を他人や道具といった外界の支えとの相互作用として捉える研究が脚光を浴びはじめた。…

※「状況論的認知研究」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む