世界大百科事典(旧版)内の独断主義の言及
【教条主義】より
…歴史的には一般に中世のスコラ学が代表的なものといわれる。無批判的な独断にもとづくという意味で独断主義,定説主義ともいわれ,今日ではマルクス主義において否定的な意味で用いられている。ヘーゲルは教条主義を形而上学的思考として弁証法に対置して批判し,マルクス主義では,特定の理論,命題を,事物の変化,条件や環境の変化を考慮せずに機械的に現実に適用する態度をさして批判した。…
※「独断主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」