獲鹿本願寺(読み)かくろくほんがんじ

世界大百科事典(旧版)内の獲鹿本願寺の言及

【舎利容器】より

…中国の舎利容器は隋の文帝が仁寿年間(601‐604)に各地に建てた舎利塔のものが有名であり,仁寿4年(604)造立の蘄州福田寺の例では舎利をガラス瓶に納め,それを金合子,銀合子,金銅合子に入れ子にし,それを石櫃に入れている。唐代の開元9年(721)造立の河北省獲鹿本願寺例でも,舎利を納めたガラス容器を金,銀,石の順で入れ子にしている。朝鮮半島では中国の方式が忠実に行われており,とくに新羅の事例がいくつか明らかになっている。…

※「獲鹿本願寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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