《玉座の聖母子》(読み)ぎょくざのせいぼし

世界大百科事典(旧版)内の《玉座の聖母子》の言及

【ジョット】より

…ジョットの芸術様式の真の確立がここにある。この壁画連作に近いのが《玉座の聖母子》(フィレンツェ,ウフィツィ美術館)で,その明晰な形態と空間とが,見る者を聖母子の神聖な領域へと近づけている。 フィレンツェのサンタ・クローチェ教会内のペルッツィおよびバルディ両礼拝堂の壁画は1310年代末から20年代にかけての作品で,ジョットの円熟期の様式を余すところなく伝える。…

※「《玉座の聖母子》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む