…〈民衆詩派〉以後のそういう無詩学的な堕落に抗しておこったのが,昭和初頭の《詩と詩論》の運動で,これによって,韻文否定の自由詩は,さらに一転して,そこに新しいポエジーをつくりだしたのである。《詩と詩論》の運動を経たのちは,〈自由詩〉という名称はもちいられないで,それに代わって,もっぱら〈現代詩〉といわれ,今日にいたっている。ちなみに,自由詩はまた,散文詩というものと概念的に異なるものであることをつけ加えておく。…
※「現代詩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...