現像核(読み)げんぞうかく

世界大百科事典(旧版)内の現像核の言及

【現像】より

…これを潜像という。潜像は肉眼や顕微鏡で見えない微小なものであるが,現像液中の還元剤に触れると,これが核(現像核)となってハロゲン化銀を還元して銀原子を作り,潜像の周囲にこの銀原子が多量析出して目に見える銀粒子を形成し,これが写真の像を作り上げる。このように一般の現像では,画像となる銀はハロゲン化銀結晶から供給されるが,現像液に添加された銀,または水銀塩を還元して現像核に析出させる方法もある。…

※「現像核」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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