現糸(読み)げんし

世界大百科事典(旧版)内の現糸の言及

【糸割符】より

… 31‐33年(寛永8‐10)にかけて,糸割符制度に大改定が行われ,仲間の組織を強化し,江戸,大坂の有力町人が追加され,五ヵ所糸割符仲間となった。さらに博多など北九州の諸都市に若干の分国配分が認められ,従来先買を認められていた呉服師仲間に対しても現糸60丸(現糸配分とは1丸50斤であって,この場合3000斤の白糸の実数を配分すること)が配分されることになった。また1631年ポルトガル船の白糸輸入が減少してくると,長崎に来航する中国船の白糸を糸割符に従属させ,35年にはこれまで九州各地に来航していた中国船を長崎1港に限定し,全中国船の白糸を糸割符に従属させた。…

※「現糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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