《現観荘厳論》(読み)げんかんしょうごんろん

世界大百科事典(旧版)内の《現観荘厳論》の言及

【ハリバドラ】より

…生没年不詳。マイトレーヤ(弥勒)作とされる《現観荘厳論》に,《大注》(《現観荘厳光明》)と《小注》という2種の注釈を著したことにより,後世に影響を与えた。《現観荘厳論》は,《八千頌般若経》に対する一種の綱要書であり,本来唯識派との関連が深いが,ハリバドラはこれを中観派の立場から注釈した。…

【般若経】より

…これらを集大成したものが玄奘訳《大般若経》600巻である。注釈書として,インド,チベットでは弥勒の著とされる《現観荘厳論(げんかんしようごんろん)》が重んじられたが,中国,日本では竜樹の著とされる《大智度論》100巻(クマーラジーバ訳)が最もよく読まれた。般若経典は読誦により呪術的効果があるとされるが,《大般若経》の転読は,各巻の数行だけ読んで全体を読んだのと同じ効果を期待する儀式で,奈良時代以来広く行われている。…

※「《現観荘厳論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む