世界大百科事典(旧版)内の理論可採埋蔵炭量の言及
【石炭】より
…規格には,露頭やボーリングなどで線あるいは点としての炭層確認をもとに,面としての炭層の広がりを求める計算法も詳しく定めてある。こうして求めた埋蔵炭量のうち,採掘に伴う地表への影響や鉱区の境界などの関係で,採掘できない部分があり,それを差し引いたのが〈理論可採埋蔵炭量〉である。この量も全部が掘れるわけではなく,調査の精度や炭層条件を考慮すると目減りがあり,その分を除外した実際に採掘できると考えられる量を〈実収炭量〉という。…
※「理論可採埋蔵炭量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」